若手人材の「地域定着」を、まちぐるみで育てる─燕市「TSUBAME EMPOWERMENT DAY」| 新潟県燕市

若手人材の「地域定着」を、まちぐるみで育てる─燕市「TSUBAME EMPOWERMENT DAY」| 新潟県燕市
新潟県燕市
導入の背景

新潟県燕市において、市内企業に勤める若手社員を対象に、合同研修「TSUBAME EMPOWERMENT DAY」を開催。入社3年程度の社員を対象とした本イベントは、さまざまな燕市企業の立場からの意見交流を通じた「燕市へのロイヤリティ向上」、「燕市の愛着に紐づいた業務への従事の促進」、さらに「働く意欲の醸成」や「早期離職の低減」を図る場として設立された。

ミッション

3回にわたる対話型プログラムを通じた、市内企業に勤める若手社員の燕市へのロイヤリティ向上とまちの未来に関わる自分自身のあり方の言語化

実行プロセス

  1. イベントの全体設計
    本イベントの目的を以下に設定し、運営方針とプログラム内容に落とし込んだ。

    ■市内で勤める入社3年程度の若手社員に、燕市や地域企業に対する理解と愛着を深めてもらう
    ■同世代同士の横のつながりをつくり、エンゲージメントや働く意欲の醸成を促進する
    ■「上が決める時代」から、「若手が意思を持ち、地域の未来を考える時代」へと移行するための下地をつくる
    ■若手社員が企業・地域の枠を超えてまちの未来を語り、行動の原動力を生み出す
    ■イベント全体のテーマを「燕市の若手の熱量のカタチ化」と設定

  2. イベント当日の運営・進行を担当
    「対話型組織開発(参加者の対話を通した意味の発見)」の手法を取り入れた全3回のプログラムを実施。同世代の横の繋がりを深めるため、全3回ともチーム対抗の形式を取り入れた。

    ■「個人と燕市」のこれまでとこれからを考え、「社会」「顧客」「業界」「自社」という4つの視点から「自分たちのありたい姿」をキーワード化
    ■各チームが「私たちのこれからの燕」をテーマにアクションプランを作成し、最終日にプレゼンテーションを実施
    ■地域企業・行政代表がフィードバックを行い、世代を超えた対話が生まれた

    イベント当日の様子はこちら
    https://www.edoa.co.jp/news/81

結果

■参加した若手社員に実施したアンケートでは、「自分の知らない燕市の魅力を知ることができた」、「地域の伝統を受け継ぎ、次世代に継承したいと思った」などの声が多数寄せられた
■他企業の若手社員とのつながりを通じて「自社を外から見つめ直す視点」が醸成され、若手同士の横のネットワークが生まれた
■行政・企業・若手の三者にとっての共創的価値が生まれた

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